グランズレメディ最強

Posted 8月 8th, 2012 by TSUMA

数年前、夏になると夫のスニーカーがひどく臭うため
消臭商品をあれこれ調べて、使ってみたのがグランズレメディでした。
これが凄い効果!謎の白い粉を靴の中にまぶすだけで、本当に臭いが消えたのです。
10円玉や新聞紙を入れたり、市販の消臭スプレーをかけたり
無水エタノールとハッカ油の入ったお手製スプレーを吹きつけたり
あまりお金を掛けずに、思いつく限りの方法を試してもだめだった臭いが
数日間連続でグランズレメディをまくと、頑固な臭いがスッキリと消えたのです。
これには本当にびっくりしました。それまでの努力(自分比)はなんだったんだー。
量は少ないし、少し高価な気もしますが、靴の寿命は伸びるし
他の消臭剤を探す手間もなくなり、良いことずくめで
以来うちには欠かせないものとなりました。
わかっているのはニュージーランド産ということだけで
成分は謎のグランズレメディですが、
入れ物のおばちゃんの絵がカワイイですし、本当にお勧めです。
うちではなくてはならない愛用品のひとつです。

 


ジェイミーとナイジェルとナイジェラ

Posted 7月 29th, 2012 by TSUMA

Dlifeで放送されている料理番組は、トップ・シェフシリーズを除くと
「ジェイミー・オリヴァーの30MM〜ぼくのクッキング・スタイル〜」
「ナイジェルのシンプルレシピ」、「ナイジェラキッチン」の3つです。
なぜか3人ともイギリス人。イギリスは料理がいまいちと言われることが多いですが
料理番組は沢山あるのでしょうか?家庭料理は充実しているのかな?
大きなオーブンや豊富なハーブ類、珍しい野菜や果物に目を奪われます。

中でも私が一番好きなのはジェイミー・オリヴァーの番組。
とにかく豪快で面白い!ジェイミーもお喋りが上手で茶目っ気もあって
見ていて楽しくなるし、簡単にできるものが多く自分も料理したくなります。
包丁で野菜の袋を開けたり、ピザにナイフを突き立ててテーブルに出したり
お肉を触った手を洗わなかったり、ニンニクの皮を剥かないで使ったり。
日本の料理番組では絶対しないような行動に驚かされます。
手抜き上等を謳っているところもイイ!
カット野菜のみでサラダを完成させたときはビックリしました。
それでも出来た料理はすごーく美味しそう。
ちゃんと厨房で働いていた料理人だけあって、
包丁遣いは上手いし、手つきも奇麗で作業は素早いです。
個人的にはここはかなり大事なところ。
厨房で働いたことのない料理研究家や評論家ではない、
職業料理人のしっかりとしたプロの技術が見たいのです。
他のジェイミーの番組もDlifeで放送してくれると良いな。

「ナイジェルのシンプルレシピ」では草食男子?のスローライフが楽しめます。
とにかく野菜料理が多い印象です。ナイジェル自身も家庭菜園や市民農園で
野菜作りを熱心にやっていて、他人の畑に入り込んでクッキングしたりもしばしば。
作ってる途中に食べちゃうのと、番組CMで流れるナイジェルの「カン☆ペキ」が
軽くイラッとする以外は、飼い猫も可愛いし、ヘルシー料理が多くてお勧め。

そして日曜日の「ナイジェラキッチン」。
この番組の見どころは、ヘルシー度外視の超高カロリー料理と
素晴らしいパントリー(ナイジェラの自宅で撮影してるのかな?)と
行儀の悪い色っぽい美人を見られるところです。
つまみ食いしたり、ベッドで食事をしたり、チョコを夜にコッソリ食べたり
美人だからこそ許せる感じです。買物に出るナイジェラも美しいです。
料理は手軽で美味しそうなものも多く、参考になります。
吹き替えの人がアラレちゃんの中の人なので
アラレちゃん直撃世代の自分には「アラレちゃん、成長したね…」
みたいな複雑な気分になるのも不思議なかんじです。

どれもすごく面白くて、日本の教科書的な料理番組しか
見たことがなかった自分にはカルチャーショックでした。
とにかく日本とは違いすぎで、良い意味で驚かされました。
これからも面白い料理番組が沢山見られると良いなと思います。

 


トップ・シェフ マスターズ編の第6回を見ました。
日系のロイ・ヤマグチというシェフが出ていたので
楽しみにしていましたが健闘及ばず敗退してしまいました。
今回の挑戦者たちは、南部料理のアート(おじいちゃん)、
大御所っぽいジョナサン(おじいちゃん)、
シーフードが得意なマイケル(若造)とロイ(日系)でした。

二人のおじいちゃんが共に強烈なキャラクターでした。
特にジョナサンはマイケルに料理を教えていたことがあるらしく
先輩風を吹かしまくりです。マイケルのミステリーボックスの中身を
ジョナサンが選んだのですが、マイケルの得意なシーフードを入れてあげなくて
意地の悪〜いじじいだと思いました。なんのかんの言い訳していたけど。
なのに弱者ぶって、手元が見えないだのなんだのじじいのいやらしさ満載。
作る料理は美味しそうでしたが、お皿がミスチョイスすぎて
ソースがだらだら広がってしまうし、大ざっぱな料理の印象が強かったです。

もうひとりのじじいのアートは、有名人が食べに来ていたことが自慢のようで
あの有名人に料理を作った俺が!こんな材料で短時間で〜とか
文句言いまくりでした。太ったじじいの外見とおちゃらけキャラで
幾分ごまかせてたような気もしますが、かなりのうざさです。
エリミネーションチャレンジではチキン料理を2種も出していて
南部料理ってカロリー高そう&材料費安そうだな、と思いました。
結局そのチキン料理で勝ち抜きましたが。
どんな凝った料理を作っても、フライドチキンに負けるのか、と脱力です。
いつも気取っている審査員の女性(編集者だったかな?)も
手づかみで食べていて、ワイルド過ぎる食べ方にゲンナリ…。
アメリカ人はジャンクフード大好きだなー。

今回は出場者の4人で料理を作って、シェフ4人と司会の女性で会食していて
やけにシェフ同士の仲間意識をアピールしていました。
普通のトップ・シェフが出場者同士でいがみあっているので
マスターズではシェフ同士が仲良しだとアピールして差別化しているのでしょうか。

 


トップ・シェフの第1シーズン最終回を見ました。
結果は、マスターズのネタバレどおりorzハロルドでした。
優等生発言が多くて料理も手堅く派手さがないハロルド。
無難で面白みに欠ける感じだなー。美味しいのだろうけど…。
なぜか後半良いヤツキャラで通してたけど
デイブが慌ててるとこ見て、スティーブンとプークスしてたくせに…。

しかし決勝戦ははおもしろかったです。
今までに脱落した仲間達が厨房にお手伝いに来ました。
デイブ、ミゲル、リーアン、スティーブンの
4人中3人がハロルドの厨房に入りたがりましたが
ソムリエのスティーブンは“面白くなりそうな”ティファニーを選びます。
結局デイブとスティーブンがティファニーを手伝いましたが
二人とも最低!の態度でビックリ。子供っぽすぎです。
二日酔いで遅刻してきて、お酒を飲みながらの調理。
いくら嫌いでも、仕事として割り切れないのかー!
日本人の仕事観&モラルと全然違うので驚きました。
その場はせいせいするだろうけど、他で雇ってもらえなくなるぞ!
厨房がひどすぎて、出てくる料理もどうかな?と思いましたが
ティファニーの料理はおおむね高評価でした。
説明が長くて不評&一番人気はデイブ作のデザートでしたけど。
ハロルドの方は和気あいあいの厨房で、手堅く進めていました。
そちらの一番人気は神戸ビーフ。結局肉質かよって感じです。
アメリカ人て神戸ビーフ好きだなー。
なんの料理でも神戸ビーフでさえあれば高評価なのでは…?
あとお皿が大き過ぎる!余白が多すぎて
洗面器に盛りつけたみたいになっていました。洗うの大変そう。

審判のテーブルでは、ティファニーがデイブ作のデザートを
自分が作ったふりをしていて、バレて苦しい言い訳をしていました。
さすがに恥ずかしい卑怯な真似で、擁護出来ません。
なんかもう、悪役ティファニーの負けざまを見物している雰囲気です。
終了後のインタビューでは泣いていて、さすがに可哀想でした。
悪役キャラに仕立てるのは面白いけど、やりすぎではないかと感じました。
こうしてシーズン1はハロルドの優勝が決まったのでした。

シーズン1を通して見て、結局料理の腕は勿論だけど
人格的に嫌われないことが重要なんだな、と思いました。
ティファニーがあれで人気者キャラだったら、あんなに周りに意地悪されずに
もっと料理に腕を振るえたのかなーと思います。
しかしつまらん!そんな理屈は道徳的すぎてつまらないですね。
現実はそうでも、テレビではスカッとするようなのを見たいのに。
自分としては人気がない嫌われ者でも料理の腕は超一流!みたいな
播磨灘(昔の相撲漫画です)みたいなキャラに優勝してもらいたかったですね。
今後はそんなキャラの出現を楽しみに見続けていきたいと思います。

 


トップ・シェフ マスターズ編の5回目を見ました。
クイックファイヤーチャレンジの説明時に
今Dlifeで放送中の、通常のトップ・シェフの優勝者のネタバレがありました…。
ラスベガスでの決勝戦を楽しみにしていたのに〜!
吹き替えでの説明でしたので、音を消すとかセリフを変えるとか
どうにかならなかったのかーーーーー。
あまりにもさらっとネタバレされたのであっけにとられました。
今回のマスターズのシェフたちの戦いが少し地味なこともあって
内容があまり頭に入ってこなかったです。
もう少し気を遣ってくれよ!ガッカリ…。

通常のトップ・シェフの方も見ました。
決勝の前の座談会みたいなのが面白かったです。
ギャーギャー喧嘩したと思ったら抱きあって仲直りしたり
アメリカ人のテンションの高さにビックリです。
一番最初に脱落したケンも出演していましたが、かなりの狂犬なのが判明。
スティーブンとキャンディスの言い合いに脇からヤジを飛ばしたり。
ヤジはスティーブンのTシャツの柄に「なんて柄だ!」とか
他に「砂か糞かだよ!」とかかなり笑える内容でしたが
そりゃ番組も審査員も落とすよなーって感じです。
まともにチャレンジとかできなさそう。
あと、ティファニーをみんな嫌っているようだけど、そんなに嫌な人かな?
真面目にやっているし、料理も美味しそうだし。
むしろバタバタ騒いですぐに泣く、デイブの方がうざいような…。

その次のラスベガスでのチャレンジではデイブが脱落してしまいました。
出すことになっていたお皿の数がたりなかったのです。
働いていたお店もつぶれたようだし、デイブのこれからが心配です。
でも、今回のチャレンジで一番美味しいと言われたお料理が
冷凍の手羽先のフリッターと神戸牛の網焼きって…。チープすぎ。
時間が短くて手の込んだ料理は無理だとしても
もう少し挑戦者たちに腕を振るわせてあげてもいいんじゃないかと思いました。
急ごしらえのファストフードばっかりじゃなくて
たまには得意なお料理を、時間をかけて作らせてあげたいような気がします。

トップ・シェフのシーズン1もそろそろ終わり。
優勝者は知ってしまいましたが、最後まで見守っていきたいです。